はじめに

夢が実現することを信じて

 

松山YWCA 前会長 藤井 初子

 松山Y W C A は 1 9 8 5 年に誕生しました。以来 3 0 年、誰かが前に立って引張り、誰かが後ろに回って押してともに歩んできました。神様がいつも私たちを見守 り、支え、導いてくださいましたことを心から感謝します。また、この 1 0 年は松山東雲学園の施設 “みつばハウス” を使わせて頂き、四季折々の美しい自然に囲まれ て着実な活動を続けることができま した。Y W C A の目的を理解していただいた方々からの物心両面のご支援、本当にありがと うご ざいました。心から感謝し、お礼を申し上げます。

 松山Y 3 0 年目の今年は、「戦後7 0 年」の言葉をよ<耳にし、そのたびに「戦争 と平和」を考えさせ られました。世界中の出来事が瞬時に伝 えられる今、戦争を している国があ り、何の罪 もな く殺 される人々、家族を失った子供たち、飢えに苦しむ人々、戦争や差別によって増え続ける難民など、困難な状況に置かれている人々が数千万人もいることに私たちは目 を背けるわけにはいかないのです。

 私たちは小 さなこ とでも、時間 がかか ることで も行動に移 してい かなけれ ばならないのです。今私たちにでき る事とは? 平和を実現するには何を? などと考えていたら夢のよ うな気分になりました。ばかばかしいと言っ て笑 われ そ うです が勇気をだして文章に してみました。

 不幸の多くは戦争や 差 別 や 貧困や飢餓に起因しています。そこで世界中のすべての戦争を3 年間「停戦」に しま しょ う。 その 間す べての国の軍 事予 算 (人件費以外)を紛争地や飢餓に苦しんでいる人々のために使うの です 。 軍 人 (自衛隊員)には今まで通り給与を支払 い、戦地で戦うかわ りに、戦争 で破 壊 されたインフラの建設や 改修、損壊された住居の建築や 補修など沢山の仕事をす るのです。人が余れ ば農業に従事 し、食料の増産のために働き飢餓の状況を少しずつでも改善してゆ くのです 。 我 が国は復興の エキスパートで、知 恵も技術 も豊富にありま すから大いに貢献することができます。

 莫大なお金が平和を作りだすことに注 がれ、「戦争に関与していた人々」が「平和を作りだす人々」に転じるのです。「停戦」 中の 3 年間に平和のす ばらしさを実感す ることで戦争の 愚かさを学ぶことになります 。 3 年 後に「さあ戦争を始め よ う」 とい う人はいないでしょう。平和 を強く希 求す る人々で、「停戦」という世 界規模の社会実験を始めるといい なと思います。勿論問題はあります 。 戦争 をす ることで利益を得ている企業のこ と、戦争 をしてい る国の背後 から武器を提供している国があることなど 。「停戦」を具 体化するには、もっともっ と緻密な計画が必要です。そこは世界中の専 門家の知恵を総動員して対処しなければなりません。世界は、問題 が山積し、解決の見通しはついていませ ん。世界につながるY W C A は 「平和」を目的に して つ な がつています。この社会実験は実現可能な事だと思います。

Posted by mikami